皮が薄く、表面がなめらかでツヤと張りがあり、重量感のあるものが良品。あまり大きすぎず、しわや傷のないものを選びます。芽が出ていたり、皮の部分が緑に変色しているものは避けること。芽と緑化した部分には、多量に摂取すると中毒の原因にもなるソラニンという有害物質が含まれています。もし保存中に芽が出てしまったら、深くえぐって取り除いてから使いましょう。
じゃがいもは一定以下の低温に弱いため、家庭の冷蔵庫での保存には適しません。常温で保存できる食材ですが、日光に当たると緑化して芽が出やすいので要注意。買ってきたらポリ袋から出し、新聞紙で包んでカゴやネットに入れて通気のよい冷暗所で保存します。中にりんごを1個入れておくと、りんごから発生するガスがじゃがいもの発芽を抑えるといわれます。ただし、水分の多い新じゃがは傷みやすいので早めに使い切りましょう。
主成分はでんぷんですが、じゃがいものでんぷんは体内に吸収されにくくカロリーはごはんの約半分。便秘予防に効果的な食物繊維も含まれているので、ダイエット食にもおすすめです。また、いも類の中ではさつまいもに次いでビタミンCを多く含み、生ではりんごの7倍以上も。しかも、でんぷんに包まれているため加熱しても壊れにくく、調理による損失が少ないのがメリット。身体に有用なビタミンCを効率よく補給できる食材です。
品種を使い分けるのもじゃがいも料理のコツ。
粉質でホクホクした食感の男爵は、・・・・おでんなどの煮こみ料理に向いています。
【ヘルシオの自動加熱でゆでる場合】
・1個(150g)を4等分する。角皿に調理網をのせ、じゃがいもを並べる。
自動メニューの「ゆで・蒸し物」→「いも・かぼちゃ」で加熱します。
【レンジで加熱する場合】
・皮ごと丸のまま耐熱性の皿にのせ、ラップをして加熱する。
1個(150g)の場合 レンジ1000Wで約3分。加熱後、ラップをしたまま4~5分蒸らす。
ナス科。別名:ばれいしょ(馬鈴薯)。
原産地は南米アンデスの山岳地帯といわれ、インカ帝国では重要なエネルギー源とされていたようです。16世紀にヨーロッパに伝わり、18世紀のフランスで飢饉を救う食物として急速に普及したのをきっかけに世界中に広まりました。
日本に上陸したのは江戸時代初期の頃。オランダ人がジャガタラ(現在のジャカルタ)から長崎に持ち込んだことからジャガトライモ→ジャガタライモ、略して「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。
日本で本格的に栽培され始めたのは、明治から大正にかけて。アメリカやイギリスから優秀な品種がもたらされ、その中の男爵とメークインが2大品種として定着しました。北海道を主産地とする男爵は、明治時代に函館の川田龍吉男爵が海外から持ち込んだ品種で、名前の由来にもなっています。